パパイヤリーフについて パパイヤリーフの歴史


メディカルフルーツとしての「パパイヤ」

パパイヤの学名は、カリカ・パパイヤ(Carica Papaya)。漢字では「蕃瓜樹」と書き、その実や葉の持つ力から「奇跡の植物」とも呼ばれ、東南アジアを中心とする熱帯地域(インドネシア・フィリピン・パプアニューギニアや太平洋諸島など)やオーストラリアで、現地の人々に利用されてきました(※1)(※2)。

◆冒険家にも愛された果物
パパイヤ果実は日本ではトロピカルフルーツとして知られています。しかし外国では、古代から「メディカルフルーツ」と呼ばれてきました。原産はメキシコですが、同地のマヤ文明遺跡から食糧や薬に使われた形跡が発見されているそうです。
大航海時代には、コロンブスなどの冒険家たちがパパイヤを持って冒険に出かけました。高い保存性、そして栄養源としての優秀さ(壊血病予防・消化改善など)から、過酷な航海に欠かせない存在だったようです。

◆日本でも親しまれるパパイヤ
日本では、沖縄で古くから野菜として愛されてきました。「万寿瓜(マンジューイ・マンジュウリ・マンジュマイ)」と呼ばれ、産後の母親の回復、そして母乳を出すために食べられていた習慣があったようです。


※1・・・H.W.Tietze著「パパイヤ:薬用樹」1997年
※2・・・ECHO Technical Note 2002 http://www.echonet.org

パパイヤリーフ、その知られざる歴史

◆ハーブとしてのパパイヤリーフ
パパイヤリーフはインドのアーユルベーダなどで(サンスクリット語で「パパイ」)、以下のような目的のハーブとして、お茶として飲んだり、湿布したりして利用されてきました。主にパパイン等のパパイヤの持つ酵素の力を利用したものと考えられます。

  • 消化を助ける
  • 胃腸の調子を整える(便秘解消など)
  • スキンケア
  • やけど治療
  • 抗アレルギー
  • 糖値コントロール  など

◆アボリジニの知恵
オーストラリアにパパイヤが持ち込まれたのは200年ほど前。その頃、オーストラリアの先住民であるアボリジニ族は、早速この植物の有用性に気づき、パパイヤリーフの抽出物を民間療法的に使っていました(※1)。日本ではほとんど知られていないのですが、パパイヤが採れる他の熱帯諸国でも同じように、煎じて飲まれてきたそうです。
ベトナム出身のナム・ホアン・ダン博士(現ネバダがんセンター血液腫瘍部門長)は、米国MDアンダーソンがんセンターに在籍中、パパイヤリーフの抽出物を利用する数名の患者を診てきました。そのときに、その葉に秘められた可能性を感じたのです。

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